やわらかい自然光で撮る七五三・お宮参り・家族写真・マタニティフォト

初めて赤ちゃんを抱っこしたのは、姉に子供が生まれた時でした。自分にできた初めての甥っ子は無条件に可愛いく、いつまでも見ていたい、遊んであげたいと思うほど特別な存在だったのを昨日のことのように覚えています。

いつもスタジオの中でたくさんの子ども達と時間を過ごす中で、子供たちには思いっきり遊んで楽しんでほしい、一緒に遊びたいという気持ちが常にある一方 、フォトグラファーとして決まった時間の中で良い写真を残すという責任も感じます。

「100分の１に設定されたシャッターを押す指先には、その時目の前にいる子供の姿だけではなく、家族の方が子供と一緒に過ごしてきた大切な時間の蓄積がのっかっている」。

これはいつも自分が撮った写真やお客様と過ごした時間をゆっくり振り返ってみるときに僕が感じることです。

スタジオの扉を開ける直前までそれぞれ家族の方が過ごしてきた時間があり、様々な思いを持って今、写真を撮りに来て下さっている。そして撮った写真を見ながらこれから過ごしていく日常の時間がある。

時間の結晶とも言える大切な写真を残すため、家族の方と一緒に過ごす時間は全身で感じ全力で耳を傾け、写真に残したい。 同時にスタジオで過ごした時間そのものも特別な思い出になれるよう、時間を忘れて楽しんでもらいたい。

そういう気持ちをいつまでも持ち続けてこれからも撮影させて頂きたいと思っています。